大森青べかカヌークラブ

内川の下水放流口のヘドロ除去

 
 内川の下水放流口付近(JR線路の下)で、この秋からヘドロ除去作業が
始まりました。経緯は、付近の方々が悪臭に耐えかねて、5月頃に大田区へ苦情を申し出ました。大田区は、ヘドロの堆積の原因が下水の放流であることを認識していますので、下水道局を交えた住民、大田区との協議を行いました。その結果、大田区の費用で除去作業を行い、ヘドロの処分は下水道局に持ち込んで処理することとなりました。作業は、定期ではなく緊急処置として今後も行います。(平成14年11月5日撮影)


下水放流口付近のヘドロの上に微生物が繁殖して白くなっていました。
(ヘドロ除去作業前日の平成14年11月4日撮影)


ヘドロ除去作業後の状態(川床はコンクリ)

 大田区の環境保全課によると、「下水放流口にヘドロが堆積するしくみは、内川が満潮に近い水位のときに下水が放流されると、下流への流れる速度が遅くなりヘドロが堆積しやすくなる」とのことです。