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のだめカンタービレ
 

本格音楽漫画の少女漫画版

音楽に関してはよく分からないけど、音楽に生きる人間の裏側を垣間見たような気がする。厳しい音楽の世界を正面から描いた傑作。音楽の世界では、誰でも努力すれば報われるなんて事はなく、努力+才能 が必要だと思い知らされる。少女漫画なので、線は細く、コマの使い方も独特。でも個人的には絶えられる範囲。

不思議なのだめ

この漫画の主人公?の、のだめ。言葉がとにくかく面白く、「むきゃー」とか「ぎゃぽー」とか「ほへー」などの奇声をあげる。しゃべり方も「オーケストラ」を「オケストラ」、「コンクール」を「コンクル」といったり、 常に、「〜デス」と敬語だったりでとてもユニーク。これはこれで新しいキャラかも。

恋愛要素が薄く、男でも読みやすい

一応恋愛的な要素も含んでいるけど、決してそれがメインでなくあくまでも音楽の話。たまたまこの作家さんが少女漫画で執筆しているだけであって、少年誌や青年誌で連載していてもおかしくない。男の読者も多いのはそんな理由だと思う。


のだめカンタービレ
ストーリー ★★★★★ 面白い!
★★★☆☆ 流石に少女っぽい 好みの問題
世界観 ★★★☆☆ 音楽の世界がわからんから
ほのぼの ★★★★☆ のだめがだんだん可愛くなっていく
笑い ★★★★☆ 女性っぽいギャグが多い
おすすめ ★★★★★ 男でも充分楽しめると思う


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のだめカンタービレ
のだめカンタービレ
二ノ宮知子 作
講談社KISS KC
各410円
公式サイト

ストーリー
飛行機事故に海で溺れた過去を持つため日本から出られない男・千秋。ピアニストよりも指揮者を目指しながらも迷走しているそんなときに出会った人外れた才能を持ち、人外れた性格と魔境と化した部屋を持つ女・のだめ。彼女の出会いからトンデモ変人博覧会開催と言わんばかりに集まってくる癖のある音楽家の卵達。彼らと出会い助け助けられながら千秋は成長していく。
 
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